逸品呉服 さわらび〜ほりだし堂〜 ◆ 商品説明 ◆ こちらは重要無形文化財保持者(人間国宝)「福田喜重」氏作の淡い珊瑚色〜桃臙脂色のぼかし染めされた全体に地紙を描き刺繍が施された南天や金銀彩が入る最高級の訪問着でございます。
福田 喜重 「刺繍」初の認定者 1932年 京都市に生まれる。
15歳から父、喜三郎に刺繍の指導を受ける。
1976年 日本伝統工芸展に初入選。
(以後、連続入選) 1978年 日本染織展、東京と教育委員会賞受賞。
1980年 東京・資生堂ギャラリーで個展開催。
1992年 京都府無形文化財保持者に認定。
1997年 重要無形文化財保持者に認定 1999年 紫綬褒章受章。
2000年 東京・きもの美術館で個展開催。
地染や箔置きも自ら手掛け、生地と糸とが一体となるかのような高度な刺繍技術による品格高い優雅な作品を制作しています。
刺繍の第一人者 父喜三郎のもとで伝統技法を習得し、厳しい修行を経て家業を継承。
生地の選定から、染色、摺箔、刺繍を総合的に発展させ地染と箔のあしらいに刺繍本来の重厚な雰囲気を現代的に表現して、独自の境地を切り開きました。
刺繍技法としては、撚糸、無撚糸とも、生地溶け込み一体となるように仕上げ、熟練の要る菅繍ほか、摺箔と刺繍を併用する繍箔に高い技量を示し、文様では、日本意匠の特質を生かし割付による構成を得意として空間の中に溶け込むような変化をモチーフに色数を抑えた色調の中に微妙なグラデーションを施し、空、雲、水、花などの自然の風物を流動的に表現しています。
線と点の刺繍製作でありながら、平面性を感じさせない密度の高い仕事を追求し、優美な気品を備えた、格調高い作品は日本伝統工芸展などで高い評価を受け、初の刺繍分野での重要無形文化財技法保持者の認定を受けました。
色 淡い珊瑚色〜桃臙脂色 八掛付き(写真2枚目参考) 落款入り ◆ 素材 ◆ 正絹100% 日本の絹浜ちりめん ◆ サイズ ◆ 生地巾約38cm 裁ち切りサイズ 身丈約171cm 裄丈約69.5cm 袖丈約60cm 適応身長〜約171cm 最大裄丈約70.5cm ◆ 商品の状態 ◆ 仮絵羽状態(未仕立) 状態はとても良いです。
お仕立てをご希望の方はこちらをご覧下さい ◆ おすすめポイント ◆ 雑誌でもとり上げられる人間国宝福田喜重氏作の超逸品きものです。
とても上品な作品となっております。
◆ 着用シーン ◆ 結婚式・披露宴・パーティ・茶事・茶会・お見合い・結納・入卒式・宮参り・七五三
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